個別ページで前後の投稿へのリンクを出力するには、以下の関数を利用できる。
1つ目のパラメータと2つ目のパラメータを指定する。
1つ目のパラメータの「%link」という部分に、2つ目のパラメータの内容が入り、その部分がリンクとして表示される。
<?php previous_post_link('« 前へ : %link', '%title (%date)'); ?>
「« 前へ:投稿のタイトル(投稿の日付)」と出力される。
「« 前へ:」部分は単なる文字列
「投稿のタイトル(投稿の日付)」部分は「%title (%date)」に対応したリンクが出力される。
例:« 前へ : タイトル1(2012年12月31日)
リンクを画像で表示する例(1つ目のパラメータに「%link」を指定し、2つ目のパラメータに画像を指定)
<?php previous_post_link('%link', '<img src="'. get_template_directory_uri(). '/images/prev.png" alt="前" width="35" height="69" />'); ?>
リンクの前に「矢印の画像」を挿入する例(1つ目のパラメータの「%link」の前に画像を指定し、2つ目のパラメータに投稿のタイトルを指定)
<?php previous_post_link('<img src="'. get_template_directory_uri(). '/images/arrow_left-trans.png" alt="前" width="10" height="10" /> %link', ' %title '); ?>
3つ目のパラメータを「true」に指定すると、現在の投稿と同じカテゴリーの中で、前後の投稿へのリンクを出力する(デフォルト(指定なし)または「false」を指定すれば、ブログ全体を通して時系列順に前後の記事へのリンクを出力する)。
但し、カスタムタクソノミー(の個別ページ)の場合、このパラメータを「true」に指定すると機能しない(表示されない)。(参考:next_post_link (カスタムタクソノミーの同一カテゴリー))
また、3つ目のパラメータを「true」に指定する場合、1つ目と2つ目のパラメータは省略できない。
全てのパラメータを省略した場合と同様の出力にして、かつ同じカテゴリーの中でのリンクにするには次のように1つ目と2つ目のパラメータにデフォルトの値を指定する。
<?php previous_post_link('« %link', '%title', true); ?> <?php next_post_link('%link »', '%title', true); ?>
4つ目のパラメータで、除外するカテゴリーの ID を指定する。
例:ID が70番のカテゴリーを除外する場合
<?php previous_post_link('« %link', '%title', false, '70'); ?>
複数のカテゴリーを除外するには、カテゴリーID の間に「 and 」(and の前後は半角スペース)を入れ、前後を「’」(シングルクォート)で囲む
例:IDが1番、3番、5番のカテゴリーを除外する場合
<?php next_post_link('%link »', '%title', false, '1 and 3 and 5'); ?>
以下は「矢印の画像(リンクはつけない)」と同一カテゴリーのタイトル(リンク)を出力する例。
<p class="fLeft"><?php previous_post_link('<img src="'. get_template_directory_uri(). '/images/arrow_left.png" alt="前" width="10" height="10" /> %link', ' %title ', TRUE); ?></p> <p class="fRight"><?php next_post_link('%link <img src="'. get_template_directory_uri(). '/images/arrow.png" alt="次" width="10" height="10" />', '%title ', TRUE); ?></p>
パラメータ(全てオプション)
戻り値:なし