Web Design Leaves

WordPress でサイトのトップページをフロントページ（固定ページの一種）を使って表示し、投稿（ブログ）ページは別の固定ページ（ダミー）を指定して表示する場合の例。

目次

固定ページの作成

トップページとブログを表示するための固定ページを作成。

この例ではトップページは「Top」、ブログページは「Blog」という固定ページを作成する。

「固定ページ」→「新規追加」でそれぞれのページを作成し「タイトル」と「スラッグ」のみを指定して右側の「公開」をクリック。

トップページ
タイトル：Top
スラッグ：top

この時点ではこのページのパーマリンクは「http://localhost/top/ 」のようになっている。

ブログページ
タイトル：Blog
スラッグ：blog

表示設定

管理画面「設定」→「表示設定」の「フロントページの表示」で

「 固定ページ (以下を選択) 」のラジオボタンを選択。

• 「フロントページ」を設定すると、任意の固定ページをサイトのトップページにすることができる。
• 「投稿ページ」を設定すると、指定した固定ページのURLを、投稿が表示されるメインページとすることができる。

フロントページの設定

フロントページのプルダウンから作成した固定ページ「Top」を選択。

この時点で固定ページ「Top」のパーマリンクを確認すると「http://localhost/」のようになっていて、「/top/」がなくなっている。

• 「フロントページ」に設定された固定ページの記事（本文等）はテンプレートタグを使って表示できる。
• 「フロントページ」に設定された固定ページは、front-page.php というテンプレートファイルが存在する場合は index.php より優先される。

投稿ページの設定

投稿ページのプルダウンから作成した固定ページ「Blog」を選択。

これで投稿ページ（メインページまたはブログページ）は「http://localhost/blog/」で表示される

「投稿ページ」に設定された固定ページ「Blog」は、ダミーページのような特殊な扱いとなり、メインページ（投稿ページ：投稿された記事を日付順に表示するページ）の URL の変更とグローバルナビ等に「Blog」へのリンクを出力するためだけに利用される。

WordPress は「投稿ページ」に設定された固定ページの URL を見つけると、ページ種類をメインページに上書きするような動作をするため、指定した固定ページ（上記の場合「Blog」）の記事が表示されることはない。